賛否が分かれる『ラ・ラ・ランド』の結末について

2020-3-29 | その他

 

こんにちは!

凪です。

ようこそ、ラ・ラ・ランドへ!笑

 

 

今日は前回のブログで書けなかった、賛否が分かれる『ラ・ラ・ランド』の結末について書いていきたいと思います。

↓前回のブログ

夢追い人に乾杯!『ラ・ラ・ランド』

 

では、行きましょう!

 

※以下、ネタバレ祭りです。

 

 

ミアのオーディションの後、2人はかつて訪れた坂で今後の関係について話し合います。

 

ミアはパリで女優になる、セブは自分の店を持つというそれぞれの夢に向かって進み、2人は一度離れることを決めます。

 

最後はお互いの想いを確かめ合うのでした。

 

そして5年の月日が流れ……

 

ミアは有名な女優になり、セブではない人と結婚して母親に……。

 

セブも夢を叶えて、古き良きジャズを愛でる自分の店を開きます。

 

ある日、夫と共に出かけたミアは、雰囲気の良いお店を見つけて入ることに。

でも、そこは……

 

なんと、セブのお店でした。

 

セブーーーーーーーーーーーーーーーー!!(涙腺崩壊)

 

あんなにこだわりが強くてお店の名前は「チキン・スティック」にすると言って譲らなかったセブが、ミアの考えた名前とロゴにするなんて……

セブは本当に変わらず、ミアの事が好きだったんですねー……切ない。

 

セブも客席にミアがいることに気づき、そこでセブが弾き始めたのは2人が出会うきっかけになった曲でした。 

 

曲の始まりと共に、セブとミアが結ばれていた場合のIfストーリーがミュージカル調に美しく描かれます。

 

ミアが店を出て行く際にセブを振り返ると、セブはミアに微笑み、そしてミアも同じように微笑みかけます。

そして、2人はそれぞれの人生に戻っていくのでした。

 

 

 

この映画の終わり方が嫌いという意見でよくあるのが

「2人は幸せに結ばれて欲しかった」

「セブはずっとミアを想って待っていたのに、ミアはそれを忘れて家族を持って、セブがかわいそう」

などが挙げられると思います。

 

2人は結ばれてほしかったという気持ちもよくわかるのですが……僕はこの結末が好きです。

それは「大きな夢を叶える為には、運命の人との出会いを失ってでも没頭しなければならない」という、「夢」というものに対してシビアな姿勢が描かれていると思うからです。

 

なぜ僕がそう思ったのかというと、まずは、セブが坂に訪れた時に言った「没頭しないと 全力で 君の夢だ」というセリフ。

もう1つが最後のIfストーリーです。

 

Ifストーリーでは、一見見ると2人は結ばれてハッピーエンドに見えますが、ミアは現実と変わらず女優として成功しているのに対して、セブは自分の店を持つ事を諦めているんですよね。

たしかに、ヴァンビークでジャズクラブをやりたいセブと女優になりたいミアでは、現実的に考えるとすごい遠距離恋愛になっちゃいますし、どちらかが夢を諦めてサポートするような立場を取らないのなら、結ばれるのは難しいと思います……。

2人が別れたのは、お互いが夢を叶えたからこその結果なんですよね。

 

でも、ラストのシーンで描かれているように2人はまだ想い合っていて、でも結ばれることは無い……。

いやー……良いです……

 

「夢」を取るか「愛」を取るか、で「夢」を選んだ2人。

賛否が分かれるのはわかりますが、僕は美しい、素敵な終わり方だなと思いました。

 

WRITER- 凪 誠一郎 -

凪 誠一郎

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