真冬の海

2018-11-15 | デートプラン

 

もし…自分が女性だったらこんな意味のわからないプランについて行ってみたい。

今は車は所持してませんが
昔から一人ドライブが大好きでした。

真夜中の首都高や
丘から見渡す夜の夜景。
知らない街や宮崎駿の映画に出てきそうな天井の低い旅館。
宇宙人と会えそうな埠頭。

その中で毎年僕が繰り返したのは
真冬の海に行くことでした。

流れる景色や冬枯れの街を歩く人。
1秒ごとに移り変わる空模様。
音楽など、そこにはいらなくて。

いつも行っていたのは
常磐道をひたすら北上した
茨城と福島の県境、高萩の手前の日立北。

最近では津波防止の工事などが行われてしまって昔の雰囲気が薄れてしまいましたが
それでも何故か、好きな場所なんです。
僕の中でのパワースポットなのかも知れません。

そこにいって何するの?
大抵の人は「?」

何もしません。

ただ冬の海を見るのです。
冬の鋭い夕焼けと、凍てつく風の中で
凍えながら海を見るだけ。

つまらない…
興味ない…
時間の無駄だだ…
と思う人がほとんどだと思います。

せっかく時間を使うのだったら
暖かいお洒落なカフェで美味しいものを
食べる方がいいな…
という方が殆どだと思います。

ただ…
冬の海には暖かい場所では気づけない自分の心に気付くことができたりします。
そして不思議なことに温かさを感じることができる。

冬の潮風は上っ面も嘘も軽い気持ちも
簡単に吹き飛ばしていく。

だいぶ昔になりますが一人の女性を連れていったことがあります。その時、その女性は一人波打ち際に行き暫く海を眺め、涙を流していました。

「何故泣いているの』と聞くと
勝手に涙が出てきたと言っていました。

このデートプランは受け入れられないことは
承知で書いていますが、寒くなると僕は冬の海に行きたくなる衝動に駆られます。

読んで頂きありがとうございます☆

WRITER- 桜井 裕也 -

桜井 裕也

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