【デートプラン】【動画】小江戸川越・古き「時」の息づく街を一緒に歩く

2019-4-14 | その他

“武蔵野に 卜へ象灼き まさでにも 告らぬ君が名 卜に出にけり”

──万葉集14巻より

 

 

どうもご無沙汰しております、三芳恭太と申します。天候と気温も揺らぐ季節ですが、体調を崩されたりなどしていらっしゃいませんでしょうか。本日は、ようやく!!!デートのお誘いに参りました。

 

小江戸川越・古き「時」の息づく街を一緒に歩く

 

(ほぼ)僕の地元である埼玉県川越市。城下町として栄えた川越は古くは「小江戸」と呼ばれ、現在でも当時の面影や風情を薫らせる、重厚かつ活気ある建築物や通りが多数残っています。さて文字で語るよりもと思い、今回こんなものを用意して参りました。頑張りました。是非ご覧ください。

 

 

……いかがだったでしょうか。川越、ちょうどいまの季節が旬なのです。川越の楽しみ方は「歩き」が基本なため、夏冬よりもまさに四月後半〜五月がちょうどいいのです。風もそろそろ凪ぐし。うん。最後の方とか何言ってるかわからない。

 

今回の動画では、大正浪漫夢通り蔵造りの町並み菓子屋横丁と、三つの主要な通りを歩きながら撮影しました。「歩く」デートに欠かせないものと言えば──そう、食べ歩きとカフェです(そう?)。ほんの少しになりますが、三芳オススメの川越フード&カフェを載せておきます。

 

 

シマノコーヒー大正館 & 紅茶浪漫館シマ乃

大正浪漫夢通りにある「川越一有名な喫茶店」シマノコーヒーと、その姉妹店であり紅茶専門のシマ乃。ドアを開けるとまるでタイムスリップしたかのように、コーヒーの香りと年月を重ねた内装が迎え入れてくれます。古さや時間が演出されることなく、生き生きと、リアルとして流れているような印象です。ここはまだまだ観光エリアの入り口ですが、ついついリラックスしすぎて時間を忘れてしまいそう。(定休なし)

 

あぶり珈琲

蔵造りの町並みの中ほどにある川越のランドマーク、時の鐘。百年以上保存されている建造物ですが、これだけカメラロールに保存して引き返すのはもったいない。住宅地の隘路に静かに建っているこの喫茶店は、レトロな雰囲気とコーヒーがお好きな方を是非連れて行きたいお店です。通りの喧騒から抜け出して、椅子や棚に無数に積まれた書籍を開けば、今日が終わってもその先の生活がもっと楽しくなることを期待せずにはいられません。(火曜定休)

 

Banon

菓子屋横丁から川越市役所・氷川神社方面に歩いていくと、古民家を改装したカフェに気付きます。白く小さな看板は、本当にここ入っていいのか…?と思うほど。しかし一度足を踏み入れれば、やわらかな雰囲気とお店同様さりげなくかわいらしい雑貨が迎えてくれます。二階にはギャラリーも併設されています。美味しいレモンタルトを食べながら、おしゃべりと一緒に一休みを是非こちらで。(月火水定休)

 

 

菓子屋横丁を中心に、食べ歩きのできるフードも充実しています。こちらは正直、挙げきれない!川越は、古くは江戸庶民にも人気があったさつまいもの産地でもあります(落語「宿屋の仇討」などにも語られている)。それを使ったチップス、おまんじゅう。お団子や鯛焼きなどの定番から、珍しいものではクリームソーダ型のアイスまで。そこかしこに目を迷わせながら歩くのも非常に楽しいです。

 

 

江戸時代をさらに遡り、伊勢物語や万葉集の時代にも栄えてきた川越。大小様々な名所旧跡が現存しており、今回の動画では氷川神社三芳野神社を撮影しました。惜しくも回ることはできなかったのですが、もう一つ川越の中心的な寺院が成田山喜多院です。広大な敷地内には文化財も保存されており、その中の一つ仙波東照宮は、総本山の日光と久能山に並んで三代東照宮と呼ばれることもあるとか。長い石段の先、背の高い木々に覆われた朱塗りの本堂は非常に厳かです。

 

 

“武蔵野に 卜へ象灼き まさでにも 告らぬ君が名 卜に出にけり”(むさしのに うらべかたやき まさでにも のらぬきみがな うらにでにけり)──万葉集14巻に、武蔵野(川越の旧名)で詠まれた古歌があります。ある女が武蔵野で鹿の肩骨を焼くという占いをしてもらったところ、名を告げずに去った男の名がまさに明らかになった……という意味の歌です。ロマンチックに聞こえますが、当時の習わしを鑑みると節に隠された「恨み」がただよってくるのがわかります。この方は1200年以上前、どんな気持ちでこの地にやってきたのか。川越を歩く度にふと思い出される一首です。

 

──さて、ここまで文字と動画で川越を案内させていただきました。なんかデートプランというよりもフツウに好きなところただおすすめしまくってるみたいになっちゃってますね。ハイ。個人的には小さい頃からずっと親しんできた町であり、親しい人や、親しくなった人と必ず一度は出向いている土地です。WarmRelationのお仕事を初めてからそろそろ一ヶ月が経ちます。もしご興味を持っていただければ、ここで出逢えるかもしれないあなたと、大好きな風景のなかを一緒に歩いてみたい──と、思っています。

 

四月十四日 三芳恭太

 

 

 

WRITER- 三芳 恭太 -

三芳 恭太

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